生きにくい世界に光を探して

日本の働きかた、仕事について考える

先を見据える力

どーもちゅーたです。


最近は、新入社員に教えることが増え、どんなふうに教えていけば仕事ができる人間になるのかなと思います。

もちろん、要領のいい人、頭のいい人は私なんかが教えなくても勝手に伸びていきます。

でも皆がそんな人ではありませんし、そんなつまらない世界はごめんです。

どんな人でも仕事ができるように教えるにはどうしたらいいか考える日々です。


みなさん、仕事のできる人・できない人の大きな違いは何だと思いますか。

私は、先を見据える力だと思っています。

先を見据えるって言い方は少し難しいと感じるかもしれませんが、要は理想の結果を想像して動くということです。

みなさんの周りでこの人は仕事ができるなあって人を観察してみて下さい。

さあ、仕事を始めるぞって時に、しばらく考え事をしていたり、すぐに作業しないと思います。

それはなぜか、、まず思想の結果を想像して、自分の作業内容を逆算しているのだと思います。

例えば、3日後にお客様にお願いされた内容をプレゼンしに行くとします。

その準備作業に取り掛かる前にお客様にどんな感じで説明して最終的にどのような結果をお客様に伝えるか考えます。

またプレゼン時に渡す資料やお客様に伝える情報をどのような、どの程度の資料を渡すと分かりやすいか想像します。

そこまで想像すれば、あとは想像した資料を集めて、まとめる作業を効率よく行えると思います。

もちろん、上司に頼まれた仕事も同じです。

上司がどんな結果を求めていて、どんな資料がほしいのか打合せではっきりとさせておきましょう。

そうしなければ、自分がどんな仕事をするのか分からなくて無駄な時間を費やしてしまうことになります。

仕事ができるなという人は、常に結果を思い描いて仕事をしますので、無駄がないのです。

新人の時やまだ仕事に慣れていない場合は難しいかもしれません。

なぜなら、結果を想像したり、求められている結果を推測することはある程度の経験と知識が必要になるからです。

でも常に結果を考えて仕事をするように心がければだんだん仕事ができるようになると思います。

なにごとも焦らずに、繰り返しやっていくことが自分の力になるのかなと。


で、話を戻しますと、教える側としては「結果・成果品」を特に詳しく教えていくことが大切なのかなと思います。

もちろんその過程の作業を教えることも大切ですが、ただ結果までの道筋は多少教えても作業方法を細かく教えるのはナンセンスなのかなと。

結果への道筋は何通りもあるのですから、その過程を考えさせることがその人の個性を生かせ、私たちの仕事をよりよくしてくれる人材が育っていくのではないかと思います。

まあ、私が大したことを教えれなくても、自分自身で伸びていける、そんな人が育てばいいなと常々思ってます。

そんなことを期待しながら、放任主義で新人に仕事を教えていますが、皆さんはどのように仕事を教えていますか?

 

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